車の遮光カーテンの選び方|迷ったときの判断の目安

サービスエリアで仮眠しようと目を閉じても、まぶたの裏が明るいままです。街灯とすれ違う車のヘッドライトがガラス越しに入り、隣に停まったトラックの車幅灯まで車内を照らします。
車用の遮光カーテンは、この光を布で止める道具です。ただし市販品には住宅用のような遮光等級の表示が付いているとは限らず、実際の暗さは生地の厚み・裏地の有無・窓まわりに残る隙間の3つで決まります。
本記事では、車中泊や仮眠で遮光カーテンが要る理由・生地と取り付け方式の見分け方・走行前に外す前提の使い方を解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
車中泊と仮眠で車の遮光カーテンが要るのは、光が四方から入るからです
夜の駐車場で車内が明るいのは、光源がひとつではないからです。
街灯の真下なら光はほぼ真上から落ち、隣の区画に入ってきた車のヘッドライトは水平に差し込み、コンビニや量販店の看板は斜め上から照らします。
どれか一枚の窓を塞いでも明るさが残るのは、このためです。
朝は車を向けた方角で条件が変わります。東を向いたガラスは日の出の直後から直射を受けるので、寝る前は暗くできていたのに夜明けで起こされます。
日中に子どもを昼寝させる場面では、明るさと視線の両方が関わります。
後席の窓はちょうど顔の高さにガラスが来るため外から寝顔が見え、直射が当たれば汗もかきます。
着替えや荷物の積み替えで人目を遮りたいときに必要なのも、窓1枚ではなく後席まわりを覆える枚数です。
車内の暗さを決めるのは、生地の裏地と窓まわりの隙間です
生地は厚みより裏地の有無で見る
同じ厚みでも、黒い糸を織り込んだ生地や裏面に樹脂を貼った生地では、光の通り方がまったく違います。
手元で確かめるなら、昼間に生地を広げて空へかざしてください。
向こう側の輪郭がぼんやり見えるものは、夜も外の光が通る分だけ車内が薄明るくなります。
商品ページでは、裏地の色と質感が写っている写真を探すほうが確実です。
光が入るのは窓の外周
生地そのものが暗くても、縁に隙間が残れば光は線状に入ります。
上端は吸盤やレールの位置で決まり、下端は窓枠より丈が短いと足元側から漏れ、ピラー際は曲面に沿わないと三角の隙間ができます。
買う前にメジャーでガラスの縦と横を測り、窓枠の内側より数センチ大きい寸法を選んでください。
丈の決め方や生地の種類まで含めた選び分けは、車のカーテンの選び方にまとめています。
取り付け方式は、毎日付け外しするかどうかで決まります
毎晩付けて朝に外すのか、連休の車中泊だけ使うのかで、向く固定方法が変わります。
| 固定方法 | 向く場面 | 弱点 |
|---|---|---|
| 吸盤 | 年に数回・1〜2枚だけ | ガラス内側の油膜と温度差で落ちる |
| マグネット | 毎回付け外しする | 樹脂パネル周りには付かない |
| ハトメと紐・フック | 数日続けて泊まる | 掛ける場所を先に探す手間 |
| 突っ張り棒・レール | 後席全体を一度に覆う | 天井側の固定位置の確認 |
天井に何かを固定するときは、取扱説明書でカーテンエアバッグの格納位置を先に確かめてください。多くの車は天井の側面沿いに格納されているため、ネジ止めや強い挟み込みは避けたほうが無難です。
この場面で裏目に出る遮光カーテンの仕様
まず避けたいのが、走行前に外せない作りのものです。
前面ガラスと運転席・助手席の窓は前方と側方の視界を妨げる取り付けが禁じられているので、常設する前提の製品を前席に回す選び方はしないでください。
後席であっても、斜め後方を目視で確認する場面では開けるか外すことになります。
薄手のレース地だけで済ませると、夜は狙いと逆の結果になります。室内灯を点けた瞬間に中の人影が外から見えるため、目隠しとしては成り立ちません。
畳みにくい厚手の一枚物も、使い続けられるかどうかの分かれ目です。広げたときの面積が大きいほど遮光は安定しますが、たたんでも座面の半分を占めるようだと、次の晩には出さなくなります。
カーテンを付ける時間と、外したあとの置き場所
停めてエンジンを切ってから付け、走り出す前に外すのが基本の順番です。
外した布は畳んでシートバックポケットかラゲッジの隅に決め打ちで置き、毎回同じ場所に戻してください。
置き場所が決まっていないと、足元に落ちてペダル側へ滑り込むことがあります。
夏場は、暗くすることと換気を分けて考える必要があります。
カーテンで光を止めても車内の空気は動かないので、窓を数センチ開けるか換気口を使ってください。
暑さで気分が悪くなったときは涼しい場所へ移動し、症状が気になる場合は医療機関に相談してください。
サンシェードと遮光カーテンは覆う場所で使い分けます
フロントガラスは傾きがあって面積も大きいため、布を吊るより板状のサンシェードを立てかけるほうが収まります。
側面と後席の小窓はガラスの形が車ごとに違うので、布を窓枠より大きく垂らせるカーテンのほうが隙間を潰しやすいです。
前後で別の道具を使うのは二度手間に見えますが、覆う場所の形が違う以上は分けたほうが早く暗くなります。
フロント用の1枚をどう選ぶかは、車のサンシェードの選び方で詳しく扱っています。タイプ別のおすすめでは、折りたたみ式と巻き取り式で毎日の付け外しがどれだけ変わるかまで出しています。
よくある質問
遮光カーテンを付けたまま走れますか
前面ガラスと運転席・助手席の窓は、視界を妨げる取り付けが禁じられています。
後席側も斜め後方の確認を妨げるので、走り出す前に外してください。
置き場所を決めておけば、作業は数十秒で終わります。
車種専用品でないと合いませんか
汎用サイズでも窓枠より大きければ覆えますが、ピラーの曲面まで沿わせたいなら車種別の製品が無難でしょう。
選ぶときは車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を見て、商品ページの適合表で自分の行を探します。
この確認のしかたはハイエースのサンシェードの適合に、車検証のどこを見るかまで書いています。
遮光カーテンで車内の温度は下がりますか
直射がシートやダッシュボードに当たる面積は減ります。
ただし下がり幅は駐車場所・外気温・停めている時間で大きく振れるため、何度下がるとは言えません。
日中の駐車では、換気と組み合わせて使ってください。
カーテンは洗えますか
生地に付いている洗濯表示に従ってください。
遮光のための樹脂を裏に貼った生地は、洗い方によっては剥がれることがあります。
吸盤が落ちやすくなったときは、ガラス内側の油膜を落とすと吸着が戻る場合もあります。
まとめ
車の遮光カーテンは、生地の裏地で暗さの上限が決まり、窓まわりに残る隙間で実際の暗さが決まります。
毎晩付け外しするならマグネット、数日続けて泊まるなら紐やフックで留める作りのほうが長く使えるでしょう。
前席と前面ガラスは走行前に外す前提で選び、天井に固定する製品はエアバッグの格納位置を確かめてから取り付けてください。
ぜひ本記事の取り付け方式の比較表と採寸の手順を参考に、自分が停める場所と時間に合う1枚を選んでください。





